あれやこれも

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日本の再生医療に熱視線

日本の再生医療に熱視線

 

現在、日本の法律で、再生医療に関して規制緩和が起き、日本の再生医療が活気づい

ています。具体的には「再生医療等安全性確保法(再生医療新法)」と「医薬品医療機器

等法(薬機法)」の成立です。これを促したのは、ノーベル賞受賞者山中伸弥京都大学

教授のiPS細胞の再生医療への利用を加速させるために大胆に規制緩和が行われたので

す。

 

この状況に海外の再生医療企業も日本に熱視線を送っています。自国では治験ができ

ないことが日本では国の許可が取れれば可能になったからです。安全性は国が担保す

る形で、規制を取っ払ったものがこの新法の精神です。この再生医療の発展はアベノ

ミクスの第三の矢になる可能性が大きく、これから、再生医療に関係する企業が大き

イノベーションの波を起こし、日本の産業にさらなる活力を与えることは間違いあ

りません。当然、外国からの参入も次々とある筈で、既に日本に研究所を開設した企

業も少なくありません。

 

長く、「日本には独創性がない」と言われ続けてきました。しかし、2000年代になる

と、日本発の新製品の開発は少なくありません。韓国・中国・台湾にすっかりお株を

奪われたテレビ・半導体などの新製品は、日本が開発した技術で、それが汎用性を持

った単なるコモディティ(商品)になったために日本では人件費等で敵わないために現在

劣勢に甘んじているだけで、日本に発想力がないからではありません。また、昨年の

ノーベル賞では日本発の青色発光ダイオードの発見により日本人三人が受賞し、青色

発光ダイオードの発見により、世界の照明が劇的に変化しています。

 

再生医療も大化けする可能性が高いです。日本発の再生医療の新療法が生まれる可能

性が高いです。そうなれば、さらに再生医療は日本で加速的な発展を遂げ、日本の

「稼ぎ頭」になるかもしれません。