新聞事情
新聞事情
慰安婦問題や福島第一原発の故・吉田氏の証言問題などで、部数を減らした朝日新聞
ですが、それ以上に読売新聞が部数を減らしています。これはインターネットによる
ものと思われ、直に新聞は読まれなくなるのではないかと思われます。それというの
も、新聞を読まなくとも、現在では幾らでも情報にアクセスでき、様々な情報が無料
で入手可能な時代に突入しています。
この新聞社の窮状は既に米国で顕著ですが、人口が10億人を超える中国とインドを除
けば世界一の新聞の発行部数を誇る日本おいて、遅らせながら、米国で起きているこ
とが起き始めているようです。
新聞社もネットへの移行を推し進めているようですが、その料金が高いことから苦戦
している模様です。それに加えて、新聞の情報よりももっと深く掘り下げたブログ記
事などが既に五万と存在し、最早、新聞の取材力では太刀打ちできはない状況が押し
寄せてきています。新聞記者の知識は最早、世間を先導するには物足りないのです。
新聞で読むよりかはネットで公開されている専門的な文書を読むほうがよく解かる場
合が少なくありません。
新聞がこれからどんどん部数を減らすことは明らかです。そこで、新聞が生き残るた
めには、ネットに吸収されるしか残された道はないように思います。米国では既にそ
のような状況にあります。また人工知能の進歩により、自動で記事が発信出来る時代
に突入しています。つまり、記者が要らないのです。記者は、人工知能よりもより高
度な仕事をこなしているという自負があるのかもしれませんが、その底は知れてい
て、新聞記者の勉強不足は否めません。
つまり、新聞はもう聖域ではないのです。これからさらに部数が減る時代になりま
す。その中で新聞が生き残ろうとするのであれば、専門知識を最低でも一分野は身に
付けて、論文以上に情報が詰まった記事を書けなければ、新聞社は消滅し、消えた新
聞の穴は、ネット民が代わりを務めることになる筈です。