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独機墜落事故

独機墜落事故

 

フランス検察当局は、4月2日、同国南部のドイツ旅客機墜落で、問題の副操縦士が

「最後の数分間」に少なくとも2度、機体を減速させようとしていたことが明らかにな

りました。このことから最期の瞬間まで、副操縦士の意識ははっきりしていたことが

解かるとのことです。フランス当局は副操縦士が減速したのは「速度超過の警告音が

鳴らないようにするため」に減速したと言います。2日に墜落現場で発見されたフライ

トレコーダー(飛行記録装置)は表面が焼けていますが分析可能な状態で、フライトレコ

ーダーには速度や高度、機体操作や運航モードを記録していて、副操縦士が故意によ

るものだったのかどうかがはっきりすると言います。

 

今回の墜落事故を起こしたジャーマンウイングスの親会社である独ルフトハンザ航空

は苦悩の中にあると言われています。当事者の副操縦士の病気を把握していながら、

業務に就かせていたことが批判の対象になっているからです。

 

ルフトハンザ航空ではもう言い逃れができない状況にあります。賠償額も史上最高額

になる見通しで、ルフトハンザはこの点でも追い込まれています。

しかし、問題は、副操縦士が今回のように乗客を道連れに旅客機を撃墜させる機会を

うかがっていたらしいということが報道されていて、ルフトハンザは言い逃れができ

ない状況にあります。

 

何故、副操縦士はあのような暴挙に出たのか、その真相は当人の死により詳細は解か

らないまま闇の中に葬り去られるに違いないとは思いますが、唯、ルフトハンザに対

する風当たりは日を追うごとに強まるばかりなのです。