匿名性のSNSに注目
現在、TwitterやFacebookなどネット上でやり取りされる交流サイト(SNS)の書き込み
に疲れる所謂「SNS疲れ」に陥ってぃいる人が少なくないと言います。そんな中で、
匿名性を前面に打ち出したSNSが注目され、利用者が増加していると言います。
スマートフォンの普及に伴って現われた匿名のSNSのサービスは、ちょっとした愚痴
や相談などを書き込むと、そのコメントが数万に上ると言われています。Facebookな
どでは実名を公表し、現実世界を引きずる形で書き込みをしていて、所謂「リア充」
の競い合いのような様相を呈していて、それに疲れてしまった人が匿名のSNSに雪崩
を打って飛び込んでいるのだそうです。
匿名のSNSは始め、米シリコンバレーで人気を博していたと言います。そこに目を付
けたDeNAが日本でこれを普及させようと、スマートフォンにアプリをインストールす
るだけで簡単に利用可能な匿名のSNS「Rumor(ルーマー)」を始めました。現在、
Rumorの利用者は恋愛の相談や暴露ネタなどが人気で、匿名性故に好きなことが臆面
もなく書き込めることで若者を中心に非常に人気とのことです。
また、「アメブロ」で知られるサイバーエージェントも「きくいてよ!ミルチョ」を
2012年に始め、会員数は140万人を超えたと言います。この「きいてよ!ミルチョ」
は架空の動物「ミルチョ」が他人の書き込みを読み成長するというもので、「きいた
よ」というボタンをタップすると書き込んだ人が「ありがとう」というボタンで応じ
るコミュニケーション機能があるサービスです。このようなことを繰り返すうちに
「ミルチョ」が成長し、「たまごっち」のようなキャラクターが成長するというとこ
ろも人気になっているようです。
以上のことから、多くの人は自らをネット上に晒すことに疲れていて、匿名で気軽に
コミュニケーションが取れる新しい匿名のSNSが現在主流のSNSを凌駕しそうな勢い
出その会員数を増やしているのです。